手話動画と「touchPR」で芸術鑑賞をサポート!
聴覚障がいをサポートする手話動画をもっと便利に、使いやすく。
耳の聞こえにくい方や聴覚障がいを持つ方にとって、公共空間や文化施設での「情報へのアクセス」は、日常の大きな課題のひとつです。
㈱GBMでは、こうした課題を解消するための新しい情報配信サービス「touchPR(タッチピーアール)」の提供を、展開しています。
「touchPR」は、スマートフォンでQRコードを読み取らずに、ダイレクトに手話による動画案内を見ることができるサービスです。
施設を訪れた方が自分のペースで必要な情報にアクセスできるようにすることで、誰もが安心して利用できる環境づくりをサポートします。
手話動画を活用した案内の具体例
touchPRは、以下のような場面での手話動画案内に活用されています。
1|美術館・展覧会
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各展示作品のテーマや背景解説を手話動画で提供
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展示室の写真撮影可否や順路などを案内
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「なぜこの作品が注目されているか」など、鑑賞の視点を補足するコンテンツも可能
→【メリット】
音声ガイドに頼らず、自分の言語である手話で作品の意味を理解できるため、より深い鑑賞体験が得られる。
2|商業施設や公共施設
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館内マップの見方や、フロアごとのサービス内容の説明
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トイレ・エレベーター・授乳室などの場所と利用方法の案内
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緊急時の避難誘導手順も動画で対応可能
→【メリット】
掲示だけではわかりにくい案内も、手話+映像で直感的に伝えられるため、施設利用の不安を軽減。
障害のある方が自主的に施設内で行動しやすくなる。
3|イベント・展示会場
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受付の方法や入場時の注意点の説明
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会場内での行動ルール(飲食可否・撮影禁止区域など)
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ステージプログラムのタイムスケジュールや変更連絡の通知
→【メリット】
一混雑の場によるスムーズなスタッフ対応に役立ち、「誰にでもわかりやすい運営」が可能に。
touchPRの強み
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スマートフォンを使ってその場で必要な情報だけ選んで視聴できる
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字幕付き・ナレーション併用も可能で、多様な利用者への対応が可能
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動画の更新・追加も容易なため、時期や展示内容に合わせた柔軟な運用が可能
- QRコードを利用しなくてもダイレクト画面を表示
- ひと手間を省いたスムーズアクセスで利便性が上がる
touchPRは、美術館・博物館・イベント会場・商業施設・公共機関など、さまざまな分野での活用が可能です。
「情報は、すべての人に届けられるべきもの」という考えのもと、㈱GBMは、聴覚障がい者の方々がより快適に、安心して日常を楽しめる空間づくりをこれからも支えてまいります。